「フフフ・・、三平君!!」
鮎川魚紳さんとは!??
知る人ぞ知る矢口高雄作「釣りキチ三平」のレギュラーキャラであり、一平じいさん亡き後、三平君がこの世でもっとも信頼し、かつ尊敬する人です。
渓流釣り、磯釣り、鯉釣りなどのジャンルにとらわれず、釣り方も、エサ釣り・フライ・ルアーなど、たいていの釣りはなんでもこなす。(※1)
他に、魚紳さんといえば・・・!
○『日本一周釣り行脚』を目ざす風来坊釣り師である。
○普段着がフィッシングベスト。(※4)
○どんなときでも、余裕の笑顔。(「フフフ、三平くん!」)
○サングラスがよく似合う。
○釣り場で飲むウィスキーは当然ストレート。
○釣り場で出た空き缶やタバコの吸い殻を、フィールドに埋めて行くほどマナーが良い。(※5)
○足が長く、ジーンズが似合う。今どき、後ろのポケットに手をつっ込んでもサマになる。
○運動神経は抜群。
○フェンシングの腕前はオリンピック級。
○実は、親が社長で、大金持ち。
○早くから家を出て自立していた。
○甘ったれたぼんぼんが嫌いである。
○理由はよく分らないが、しょっちゅう海外渡航している。
○実は、大学で法律を学び、弁護士の資格を有している。(※2)
○ヘリのパイロットをしている友人がいる。
○平成になってからの愛車は、スバル・フォレスター(のように見える)。以前は四角い外車風だった。
○旅の日記代わりに、俳句をひねる風流さ。
○乗馬はラフなウェスタン・スタイル。
○クレー射撃もわりといいセンまで行った。
○この男、できる。
○釣り大会みたいなお遊びには、興味がない。(でも、サーモンダービーには参加する)
○できれば三平君を自分の色に染めたいと考えている。
○意外と、大人げない。
○子供には人気がある。
○大学の後輩からも慕われている。
○女性の趣味は、意外と古風。(高ピーな勘違い女はキライ)
○たまに女性蔑視な発言がある。(※5)
○なんだかんだいって、女性にモテる。
※1 しかし、なぜか、アユの友釣りだけは、見たことがない。名前が「鮎川」であるのにも関わらず、これはやや不思議である。
※2 平成二十一年に公開された映画版「釣りキチ三平」では、魚紳さんは「アメリカで活躍するバスプロ」という設定になっているそうだが、 これには、私個人としては違和感を覚える。「実は弁護士」「実はお金持ちの息子」などの方が、風来坊釣り師である魚紳さんのイメージとのギャップがあり、 そのような「意外性」にこそ、魚紳さんの魅力があると考えるためである。また、「バス釣り」というジャンル自体が、自然や環境の問題に敏感な「釣りキチ三平」 (というか、矢口作品全般)にマッチしていないという思いが強いためである。
※3 よくある間違いとして、魚紳さんのことを、「魚新」と書いてしまう、ということがあり、 IMEなどの辞書では一発で正しく変換されないことが多いので、注意が必要です。
※4 愛子ちゃんとデートのときは着替えないと、サカナ臭いんじゃないかと多少心配ではある。なお、一平爺さんの葬儀のときは、ちゃんと喪服を着用していたので、一安心。
※5 あくまで描かれた時代のせいだから、許してやってほしい。