(平成21年3月1日)
今日は「渓流」の解禁日でした。地元多摩川では、この日を待ちわびた釣りキチどもの竿、竿、竿が踊ります(矢口高雄風に)。
ざっと見渡しただけでも、100人を越える釣り人がひしめいていました。
大半は地元のおじさまたちですが、若いカップルや、ルアーの小中学生の姿も見えます。
・・・・僕はといえば、今日は竿なし、春の日差しを浴びながら、のんびりと川べりを歩きます。
昨年は釣りに出るたびに、日釣り券を購入していたのですが、
今年からは、「年間フリーパス・チケット」(6千円也)も手に入れ、いつでも釣りに来られると思うと、かえって余裕が出てくるから不思議です(笑)
少しだけ本音をいえば、解禁日に目の前で漁協の人がバケツで放流してくれたヤマメやニジマスを、足元からすくい上げるような釣りは、したくないな~なんて。。
養殖場で育てられた渓流魚は、「よく釣れるように」直前にはえさを抜きにされ、腹をすかしているから、イクラのついた鉤に、無警戒にくらいつく。
解禁日と、何日かだけで、多摩川のヤマメはほとんど釣りきられてしまい、以後はサカナのいない川が延々と横たわるだけ。
漁協の目的が、川を保全し、サカナを増やし、生態系を維持することにあるとすれば、解禁日に成魚を放流してその場所を釣り人にアナウンスする必要はなく、冬の間に発眼卵をこっそり仕込むとかでいいと思うんですけどね。
(写真下)河辺のグラウンド下の人気スポット
川を歩いていたら、奇妙なオブジェを見つけました。
どなたの作品でしょうか?(笑)